なぜ欧米人はマニアックな場所をどんどん攻めるのか?

きのう、キューバやグアテマラ、アフリカなどへ一人旅したことのある女性と話す機会があったのですが、そこでふと気がついたことがあります。
バリ島旅行でいろいろ案内してくれた現地在住の日本人女性が「日本人は街中にしか居ないけど、欧米人はマニアックな奥地へどんどん行っちゃう」みたいなことを言っていたんです。
実際、山奥のグネグネした、すんごい急な坂道をバイクに乗った欧米人二人連れが走っているのを見て、こんなところにまで!と驚きました。
バリ島での乗り物の運転はリスクが高い(外人というだけで、何もしてなくても捕まる確率が高くなる)にもかかわらず・・・。
それを聞いて、なぜ欧米人はマニアック好きなんだろう?と思い、彼女に質問もしてみたんですが、その時は「なんでなんでしょうね~?」くらいで終わってしまっていました。
で、昨日気が付いたのは、欧米人ってバカンスの期間がすんごい長いですよね。
一ヶ月、二ヶ月は当たり前。
それに対して日本人は、長くて一週間ていど。
そうすると効率よく名所を回りたいから、冒険は避け、ガイドブックに載っていてアクセスしやすい場所へ行く人が多くなるでしょう。
でも時間的な余裕がたっぷりあれば、冒険して多少失敗したとしても、それもまた良い経験と思うこともできます。
あと全体な気質として、日本人は「みんなと同じが良い」、欧米人は「人と同じじゃイヤ」というのがあると思います。
これらの結果として、旅行スタイルの違いが出てくるのかなぁと。
でも一人旅好きな人って基本的に”なにか人と違うことがやりたい”という人々ですよね。
だから休みの期間が長くなくても、行きたいところへなんとかして行く!みたいな。
そういう意味では日本人の中でも、欧米寄りな人種(?)なのかな、とも思いました。

photo:01



(バリ東部のはずれにある、欧米人しか居なかった穴場ビーチ)

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